スレート瓦屋根塗装

省エネルギー塗料 ガイナで屋根塗替え

最大40°C~45°C 温度が下がるガイナ

2014年5月に真夏日が 1週間続きました。
この時の屋根の温度は70°Cを超えました。
猛暑日になると夏の屋根の表面は 80~ 85°Cと作業靴から伝わってくる熱が強烈です。
ガイナでこの熱を反射することで最大 40°C~ 45°Cの屋根温度を下げる事が出来る為、家の中が涼しくなる効果があります。

ここに ガイナを塗ると・・・

屋根に素足でいられるという事は、家の中に伝わる熱量が圧倒的に少ないという事です。

ガイナがすごいのは受けた熱を即座に遠赤外線に変えて跳ね返している事にあります。


こだわりの屋根塗装

1高圧洗浄

屋根表面に繁殖したコケ・カビ類を落とします。 カビが残ると塗装ハガレの原因になるのでしっかりと洗います。

2金属部分 下塗り

金属部分には専用の下塗り材を塗ります。 サビが出ている場合はサビ抑制塗装を行います。
注意) 金属面と屋根面に同じ下塗り材を使う塗装業者さんを見かけますが、金属と屋根材は素材が違うので無理な材料混同をしてしまうと、塗装が剥がれる原因となります。

3ガイナ 下塗り(屋根塗装 1層目)

塗替え工事の初めには 下塗り=接着剤を塗ります。 屋根材専用の下塗り材です。(最重要工程です)

4ガイナ 下塗り(屋根塗装 2層目)

屋根の傷みが激しい場合は、もう一度下塗りを塗って、下地強化効果を出します。 屋根が塗料を吸い込んでいる場合は、更にもう一度塗ることもあります。

※ ジャパンテック神奈川では、ガイナの熱反射効果を高める下塗り材を標準仕様としています。

5下地調整 止水処理

屋根に付随する金属部分の継ぎ目です。 古い止水材が老朽化していることがほとんどなので、雨が入らない様にします

6下地調整 ひび割れ補修

屋根材の割れを抑制することが、屋根塗り替えの本来の目的。 割れているところは広がらない様に処理します。

7ガイナ 撹拌

ガイナを使って塗替えをするときの肝です。 しっかりと撹拌(混ぜる)をしないと、塗った時に特殊セラミックビーズが均一に広がらない事がありますので、注意が必要です。

8ガイナ 撹拌

ガイナ塗装です。 セラミックビーズが熱を遠赤外線に変換放射して、熱が伝わるのを抑制します。

9ガイナ塗装 上塗り(屋根塗装3層目)

中塗りと同じくガイナをもう一度塗ります。 厚みを確保しながら塗ることが非常に大切です。

10タスペーサー取付

ガイナを正しく塗り込むと、しっかりと厚みを付ける事が出来ます。 ガイナの厚みを付けたままですと屋根の重なり目が埋まってしまい、雨水がたまりやすくなります。 トラブルを防止するために、タスペーサーという部材を取付致します。(通気を確保することができます)

11タスペーサー取り付け後の様子

きちんと重なり目が明けられている様子です。 タスペーサーは特許を取得している特殊な商品です。


下地調整が塗替えを成功させるか?【屋根編】

屋根は現場調査の(見積もり時)際に本当に塗装工事が必要か?
下地の傷み具合はどうか?
素材は何で出来ているのか? をしっかりと調査が必要です。

ジャパンテック神奈川では、調査の為にハシゴを掛けて屋根に上がって自分の目で見て触って確認します。
屋根塗装工事で一番多いトラブルはなんだとおもいますか?
劣化している下地に不釣合いな塗料の選択ミスが一番多いのです。

ジャパンテック神奈川では、下記にご紹介するような下地調整が代表的です。
ぜひ参考にしていただき、工事を成功させましょう!

1スレート系屋根材の劣化度合い

スレート瓦は10年経過している屋根と10年以上経過している屋根材では劣化状態が異なります。 10年以内の屋根は 古い塗装が若干生きているので、通常の塗替えが出来ます。 ですが、10年以上経過していると 屋根に塗られている塗料が完全な死膜と呼ばれる状態になる為、通常の塗替え方法ですとトラブルが出るケースがあります。(10年というのは屋根を製造しているメーカーが決めている基準です。塗料メーカーの基準ではありません。)

対処方法

下地強化塗料を塗る事です。 塗装回数が増えますが、ガイナ成分の吸込防止と塗装のハガレ防止になります。

2屋根材の割れ補修

屋根材は 夏の暑さ・冬の凍結・春の強風・梅雨の雨で、 ある日突然割れます。 10年経過している状態で平均3箇所くらいは割れます。 この割れ方によっては屋根材を固定している釘が露出していまい、雨漏りに直結することがあります。 なので、中性化防止の目的にも塗替えが必要になります。

対処方法

ひび割れが進行しない様に止水処理をすることが大切です。 塗装だけではダメです。

3棟押さえ鋼板の止水処理

棟押さえとは、屋根の一番上部にある部分の事です。 雨が入り込みやすので、鋼板のつぎ目に止水処理をしていきます。 この止水処理は15年経過するとほとんどの家でボロボロになっています。 下地の防水シートに水が届いていると想定できます。

対処方法

棟押さえとは、屋根の一番上部にある部分の事です。 雨が入り込みやすので、鋼板のつぎ目に止水処理をしていきます。 この止水処理は15年経過するとほとんどの家でボロボロになっています。 下地の防水シートに水が届いていると想定できます。

4棟押さえの補強対策

棟押さえは強風で飛ばされることがあります。

対処方法

ビスで補強固定をすることをお勧めしています。 地味な作業ですが天災対策は重要です。

5屋根の重なり目の通気対策

しっかりとした工事を行うほどガイナ塗装の厚みが付くのですが、その際に気を付ける事が、屋根の重なり目のスキマを確保する事です。 重なり目が埋まってしまうと横のつぎ目から雨が差し込んだ水が出る事が出来なくなります。 また、毛細管現象という現象にも注意が必要です。

対処方法

タスペーサーを取付する。タスペーサーという部材を屋根の重なり目に入れていくことで、スキマを確保することができます。タスペーサーが取付不可の場合は、縁切りという作業を行うこと。

6屋根材の製造メーカーを調べる

これは、作業というよりも調査関連についてです。 重要なのでここに記載しました。 製造メーカーが クボタ・ナショナル・ニチハ とあります。 製造メーカーによって劣化の度合い 問題の置き方が変わってきます。 ジャパンテック神奈川はアフターをやっているので、その実情をつかみました。

クボタ製
基本的に良好な商品が多い。 2002年~2006年あたりの屋根材には割れやすいシリーズ物があります。
ナショナル製
さまざまなシリーズがありますが、塗替えには要注意です。 下地強化塗装を多めに行う事が望ましい屋根です。
ニチハ製
状態の見極めが必要な屋根です。 8年目あたりから層間剥離という現象を起こします。(色によって劣化のペースが違う事が調査済みです) 塗替えが出来ないケースも想定して下さい。

大切な下地調整の一部をご紹介しました。
1~6はほとんどの家にあてはまりますが、価格競争の時代になり、上記作業は重要視されない傾向にあります。
下地調整は非常に大切ですので、気を付けて下さい。

ガイナ屋根塗装また、長持ちする工事は下地調整が出来ていれば、仕上げ塗料が生きてくるという事をご理解いただけますと嬉しい限りです。
屋根は工事後に見えないところなのできっちりとやっておきましょう!
ご不明な点はお気軽にご連絡下さい!
きっとお客様のお役に立てると思います。